団体名称にこめた思い

 

 

仙台空手道クラブ志道館。

仙台市内にある空手道団体なので、「仙台空手道クラブ」です。

その次に続く志道館(しどうかん)の文字には、強いメッセージを込めています。

 

「志」という漢字は、士(サムライ)の心と書きます。

士(サムライ)の心とは、主君への滅私奉公とか忠義・忠君という意味ではありません。士(サムライ)の心とは困難にくじけず、けっして折れない心で前進していこうとする強い心のことを意味する言葉です。

 

「道」は、自分が歩んでいく人生・・・という意味で使われる漢字です。

自分の人生の生きざまが、すなわち「道」です。自分の人生が「道」です。けっして道路とか通り道などのニュアンスで用いられる言葉ではありません。

 

この「志」と「道」を合わせると、

『 士(サムライ)の心で、力強く自分の人生を切りひらいていく 』

という願いをこめた 「志道」 になります。

 

最後の一字の「館」は、いわば修練をする場所という意味ですね。

『志道』に到達するための修練をする場所が、すなわち「志道館」です。

仙台空手道クラブ志道館とは、そういう理念のもとで活動していく武道団体です。当会はけっして段級取得を目的にした資格学校のような団体ではなく、また競技大会成績を上げるためのテクニカル・スクールのような位置づけの団体でもありません。

 

 

 

仙台空手道クラブ志道館。

「志道」の二文字にこめられた思いと願い。

つまり当会の理念は、

『 士(サムライ)の心で、力強く自分の人生を切りひらいていく 』

 

 

上記の人格へと至る者を、稽古で育て上げていくために設立した武道団体。

それが仙台空手道クラブ志道館です。