2024年 秋季部内審査

 

 

2024年(令和6年)の部内審査を、下記のとおり予定しています。

仙台空手道クラブ志道館の道場内における心体技の習熟度を審査のうえ、

審査合格者にはその級に応じた色帯&認定状を発行します。

 

「審査」ですから、受審級の技術基準をクリアーできない場合は、

【不合格 → 補講・再審査】になります。しかしそうした結果を恐れる

ことなく、多くの会員に受審していただきますことを期待しています。

(※ 不合格会員には【合格!】になるまで、補講&再審査を何度でも

くり返していきます。不合格の場合は、次回審査日まで昇級機会を与え

ない・・・ということは致しません。)

 

 

◆実施日時

   2024年11月17日(日)

 

   審査会場への集合時刻は、朝9:00。

   全員で準備体操をした後、「9:30~11:10」の時間帯

   で実技審査実施。

   審査終了後に採点を行ない、合否は会場で当日発表します。

   (※ 再審査は本審査当日には行なわず、日を改めて実施。)

 

◆場所

   元気フィールド仙台(宮城野体育館) 2階・多目的室

 

◆受審資格

   ↓ 受審申込時における部内帯

 【白帯(無級者)】 累計出席ポイント数で24P以上となった者。

 【オレンジ帯~紫帯】上記出席P数に加えて、所属クラスの指導者

           から受審推薦を得られた者。

 【緑帯・茶帯】   上記出席P数に加え、指導スタッフ2名以上

           から受審推薦を得られた者。

 【1級補~黒帯】  館長から直接、昇段準備の指示を受けた者。

 

◆持ち物

   道衣上下、部内帯、拳サポーター、汗ふきタオル、飲み物

   (スポーツ飲料など)。

   ボディプロテクター・シンガード・インステップガード・

   メンホー・金的ガードが受審科目として必要となる会員は、

   それらも持参する事。

 

◆受審費用

   一人あたり一律2,000円。

   合格会員には、新しい色帯費用等3,000円が別途必要です。

 

◆審査科目

   ① 基本、移動基本 【3点満点】

   ② 指定形 【3点満点】

   ③ 組手 【3点満点】

    (打ち込み・ミット打ち。紫帯受審時からは自由組手。)

   ④ ベース体力 【1点満点】

 

◆合否基準

   10点満点のうち7点以上を取得した者が合格。

   (7点未満は不合格。)

   採点は複数名の部内審査員が行ない、その審査員の採点の

   平均値で合否を決めます。

 

◆補足1

   日頃からの稽古姿勢(=稽古出席回数+練習態度)が特別に

  秀でていて、他の模範となっている受審会員につきましては、

  1点(または2点)の加点をしたうえで採点します。

   技術の習熟度とはまた別に、各人の努力姿勢を正当にプラス

  評価して審査時に加点反映していきます。

 

◆補足2

   当会が発行する級・色帯は、仙台空手道クラブ志道館の中に

  おいて有効となる道場発行級です。他会派や他道場においても

  普遍的に維持できる「全国共通級」ではありません。

  予めご承知おき下さい。

 

 ◆補足3

   紫帯(6級)受審時からは、審査科目に自由組手が入ります。

  つきましては所定の防具一式(拳サポーター、メンホー、シン

  ガード、ボディプロテクター、金的サポーター)を必ず各会員が

  事前購入のうえ、審査会場に持参して下さい。

   これらの用意をしない会員が受審および取得することができる

  部内級は、黄帯・銀線3本(7級)までとなります。

  (※ ただし成人女性は、拳サポのみの用意で可。)

 

◆補足4

   稽古出席ペースが期間平均で週1回未満(※半年間で24回未満)

  の会員は、審査を受けることは自由ですが採点対象にはなりません。

  そのため合格することもありません。再審査をくり返しても、この

  場合は出てくる結果は同じ(ずっと採点対象外)です。

   当会は各人のマイペース出席を最大限尊重しますが、そのことと

  部内昇級判定とを連動させた考え方を致しません。稽古出席回数が

  過少な会員は部内昇級ペースが遅くなり、週3回・週4回の出席ペー

  スの会員は、昇級ペースが比較的早くなります。どのような事情・

  都合があろうとも、稽古出席ペースが過少な会員は道の師匠のもとで

  心技体の修練の積み重ねが足りていないため、審査のしようがない

  ・・・という見方になります。

   武道の帯審査とは、技術・体力の向上ぶりをみることに特化した

  フィジカルテストの場ではありません。定められた修行回数実績が

  未達である者には、かりに技術の習熟があろうとも、昇級・昇段機会

  を与えるべきではありません。

   すみやかな部内昇級に、多大な価値があるわけではないのです。

  まずは稽古出席回数を重ねていくことを心がけていただき、出席回数

  が24回をこえた時点で、その直近の部内審査を受けて合格すること

  を目標にするようにして下さい。

 

◆補足5

   部内段級や帯は、その道の師匠・その団体の長が判定して授与する

  ものです。この判定について意見・希望・疑義・異議を口にすること

  は、武道精神の根幹にある理念を軽んじる行為になります。もしそれ

  を堂々と言うことができる団体になってしまったら、当会は武道団体

  であると名のれなくなってしまいます。武道精神の理念およびその

  秩序維持は、すべての会員・父兄が第一優先規範として厳守しなけれ

  ばなりません。

   よってそのような行為・言動は、当会においては固く禁止します。

  注意してもなお改善がみられない場合は、部内降級および稽古出席

  禁止(出禁)の処分を行ないます。あまりにも言動がひどい場合は、

  間髪を入れることなく強制退会処分や破門処分と致します。

   当会も稽古会員・保護者は上記に関することについて、かならず

  規律維持に努めて下さい。